【VAIO Tap 11】ワイヤレスキーボードは混信に弱い!?

ワイヤレスキーボードですが、購入当初からタイプしたキーをロストする問題が出ています。

 

結論として、直っていません。

 

私はブラインドタッチができないので、キーボードを打っているときは画面を見てませんが、一文打って顔を上げるとタイプミス、もう一回打ってもダメ、と言う具合に非情にイライラする状態でした。まぁそこまでならまだ、軽すぎるので机の上で滑るとか、スーツの袖が頻繁に引っかかって動いちゃうとか言う別の難点が原因かなとも思ったのですが、発生する場所が固定されていることと、先日ついに「打ったキーがそのまま押下しっぱなしになる」事象が発生し、タイプミスが原因で無いことがはっきりしましたので、回線状態に影響を受けているんじゃないかと結論しました。

 

発生するのは、今通っているお客様先の開発室です。VAIOのキーボードは詳しい情報はありませんが、2.5GHz帯の独自仕様のようです。

2.4~2.5GHzといえば、WiFiがそうですし、BlueToothもそうです。さらに、無銭WANも2.5GHz帯を使用します。

最近は客先での作業環境を構築するのにワイヤレスルーターが使用されています。これだと配線工事がいらないし、お客様先の環境に繋ぎ混まなくて良いし、さらにワイヤレス接続で配線がぐちゃぐちゃにならないので、非常に重宝しているようです。

しかし、狭い開発室で、プロジェクトごとにワイヤレスルーターが設置され、スマホや自腹のワイヤレスルーターがひしめいているわけですから、電波状況はとんでもないことになっており、Windows8.1のチャームから表示しただけでWiFiアンテナの数は16台を超えていました(しかもレベルはみんなバリ5笑)。ワイヤレスキーボード以前にWiFiがまともに動作していることに驚きです。実際、ブチブチと切れまくりだったE-Mobuleのルータも、USB直結にしたら安定しましたので、ワイヤレスの状態はやはり良くないと言えるでしょう。

同じく2.5GHz帯を使用するロジクールのワイヤレスデバイスや、BlueToothは周波数ホッピングという技術でその瞬間空いているチャンネルを探しながら通信するため、WiFiと競合せずに動作することが可能です。実際、同時に使用しているBTのマウスやロジのマウスは全く問題無く使えています。

やはりVAIOのキーボードが混信に強くない通信方式を使用していると結論づけるべきでしょう。

幸いiPad用に購入して使用していないマイクロソフトBlueToothキーボードがありますので、荷物は多くなりますが、客先開発ではそちらを使用することにした。