【VAIO Tap 11】リンクケーブルを導入してみた
今回導入したこの製品が予想以上に便利だったので紹介します。
JUC700 USB 3.0 Wormhole Switch DSS
- 2台のPCをUSBで接続
- どちらのPCのキーボード・マウスからでも両方のPCを操作可能
- USBでつないだマシンを拡張ディスプレイに出来る
ドライバをインストールして再起動後、ケーブルを両方のPCにつなぐと起動します。片っぽだけ指したのでは起動しないので注意が必要です。
会社のPCはデュアルディスプレイです(ワイドの方は自腹)。
下の小さいのはVAIO Tap11。
起動するとこのように両方のPCにコントロールウインドウが表示されます。
拡張画面のようにディスプレイ位置を決めて・・・
Extended Modeで起動!
画面に出てくるコントロールパネルの説明があります。
この状態で、デスクトップはデスクトップの画面、タブレットはタブレットの画面ですが、古き良きソフト「どこでもドア」のようにデスクトップ側のPCのキーボードとマウスでタブレットを操作できます。画面の下にカーソルを持ってゆくとそのままタブレット側にマウスカーソルがワープします。
次に、コントロールパネルの水色の人型アイコン(USBコネクタの色と一致している)をクリックすると、タブレット側がデスクトップの拡張画面になります。エクスプローラがつながっているのがわかるでしょうか。
今度は緑の人型アイコンをクリックします。すると3画面全部タブレット側の画面になります。入力デバイスはデスクトップのキーボードをマウスのまま。これは非常に便利です。
逆に、タブレット側の入力デバイス(マウス、キーボード)から、タブレット側のコントロールパネルから同様の操作をすると、タブレット側からデスクトップを完全に制御可能になります。シンプルでわかりやすく、しかも強力です。
専用のファイルコピー画面もあって、どちらからでもファイル転送が可能です。USB3.0接続であれば非常に高速。
製品名には「USB3.0」とありますが、USB2.0でもつながりますし、動作速度も問題ありません。
当初は、客先作業で、セキュリティーに抵触せずに画面をデュアルにしたい目的で導入しましたが、ファイルコピーまで出来てしまうのは、ちょっと高機能すぎてNGかもしれませんね。あと、惜しいのがドライバをインストールして再起動が必要なこと。なので客先での使用はまぁまず無理です。その点は非常に残念です。
じゃぁ自宅や会社じゃどうなの?っていうと、無線でつながっているよりも、間違いなく便利です。さすがにデスクトップをトリプルディスプレイにするメリットはありませんがwリモートマシンをマルチディスプレイで使用可能というところですでに操作性は上ですし、切り替えも高速、ファイル転送も高速なので、自宅にいるときはつなぎっぱなしになりそうな気配です。